部屋とYシャツと私。的な。
ではなく全然違う話。

自分たちのような仕事は、自分たちのことを指し示す時に色々な呼称があって。

よく言われるしわかりやすいのがカメラマン。
名前を把握してもらってない人から呼ばれる時はほぼこれ。

次に時々言われるのが写真家。
家…。家?

ほとんど言われないけど、まわりでそれぞれが自分のことを名刺などで書く時に使われているので多いのがフォトグラファー。

この仕事始める時は何にしようかなと悩んだのだけど、一応、名刺にハクがつくようにと思って、代表をいれてみた。一人の事務所なのにね。

でもまあしばらくやってみて、代表もやっぱり変だよなぁ…と思ってそれも抜いてしまった。

なので名刺にはとくにいまは肩書なし。
カメラマンも、写真家も、フォトグラファーも。

ただ敢えて自ら紹介する時に使っているとすれば、「写真撮ってます」。

カメラマンほどカメラのこと知らないし、写真家っていうほど家?や、なんていうか、ひとつのなにかを作れているわけではないし、フォトグラファーっていう柄でもそんなかっこいいものでもないし。みんな最近は上手だしね。仕事でやってなくても。

それに自分は技術で自分が撮っているわけではなく、あくまでも被写体に撮らせてもらっているだけだし(この辺はまた後日)。

じゃあまあ何が一番あってるだろうと思った時に、「写真を撮ってる」なら比較的間違いではないかなと…。

ちょろっと前から時々その表現は見かけたりしています。
みんなはどんな思いで使っているのかな。

カメラマンって軽く感じるから?
写真家やフォトグラファーと名乗っている人たちへの対抗心?

えーっと、正直自分にもそれはあります。

でも、一番のベースはやっぱり、撮らせてもらっているだけだから、かな…。